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複利と単利

複利と単利

投資の重要な要素である「金利」には、
大きく「単利」「複利」
2種類があります。

ここでは、その違いと
運用時のメリットや注意点
ご説明します。

天才が認める「複利の効果」

かの天才物理学者アインシュタインは、
"複利"について

「人類最大の発明」
「宇宙で最も偉大な力」

と、その効果を絶賛しています。

石川先生

20世紀最大の科学者は、
複利にどんな可能性を見出したのでしょうか??

複利と単利の違い

「単利」とは
元本に利益を加えず運用する方法です。
元本はずっと同じ金額なので、得られる金額も毎月変わりません。

一方「複利」とは
利益を元本に加えて再投資する方法で
元本が徐々に増えていくため、
利益がさらなる利益を生んでいくのです。

石川先生

雪だるま式に資産が増えていくわけですね。

どのぐらいの差がつくのか

では、実際にどれほど差が出るのか。
簡単なシミュレーションでご説明します。

投資条件を
 元本100万円 月利5% 投資期間1年
と仮定しましょう。

単利運用は、1ヶ月の利益が
100万円の5%=「50,000円」 となるので、
半年後には30万円、1年後には60万円
の利益が出ていることになります。

複利運用の場合、
1ヶ月目は単利と同じく
「50,000円」となります。

が、2ヶ月目からは利益が元本に加わり
 105万円の5%=「52,500円」
となり、3ヶ月目には
 1,102,500円の5%=「55,125円」
と、どんどん利益が増えていきます。

1年後の合計利益は
単利が 600,000円
複利が 795,856円

で、その差は「195,856円」
大きく開きますね。

この差額、
2年後には約100万円
3年後には約300万円

と、どんどん開いていき、
運用が長期になればなるほど効果が大きく
なります。

石川先生

時間の経過が利益を増大させるのですね。

 

注意したいこと

アインシュタインも認める複利の効果。
複利運用は良いことずくめに見えますが、
相応のリスクもあります。

複利運用では、
利益をそのまま投資する形なので
「利益を確定させることができない」

つまり、運用によっては相場の乱高下等で
元本を失ってしまう危険もあります。

そのため、
リスクの高い投資や
短期的な運用には向いていませんが
長期的に安定した投資であれば、
たとえ初心者の方でも安心して
複利運用を選択できますね。

石川先生

「長期的に安定した投資」
なら、
複利運用を選択するべき
ですね。

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