基本的なFXの用語
FXには初心者にはわかりづらい用語が色々
あります。
FXを始めるに当たりニュースやFX仲間との
会話についていけるよう。
まずは基礎的な単語を覚えておきましょう!
1) トレード
トレードとは「取引」のことを意味します。
例えば、ドル円を実際に売買することを指します。
2) マーケット
マーケットは「市場」という意味です。
FXのマーケットは「外為市場」と呼ばれます。
3) エントリー
トレードは売買の一巡(買建、売り決済。
売建、買い決済)を指すことが多いようですが
エントリーは「トレードの開始」を指し、
マーケットに参入することを意味します。
売りエントリー、買いエントリー、
というような言い方をします。
4) テクニカル
テクニカル分析とファンダメンタル分析、
というような言い方をします。
マーケットの分析に関するアプローチの違いで、
テクニカル分析は、取引対象の価格に
全てが凝縮されていると考え、
ファンダメンタル分析は、経済ニュースや
統計指標によって値動きを予想する考え方です。
5) ロジック
「取引手法の考え方」を指します。
テクニカルトレードは、テクニカル分析
に基づいてトレードします。
すなわち、トレード方法は、対象商品の
価格の動きを観察して組み立てられます。
テクニカルトレードのロジックは、
論理と数式で表されます。
6) ロスカット(L/C)と
テイクプロフィット(T/P)
ロスカットは「損切り」のことを意味します。
100%勝てる取引ロジックはありません。
60~70%がいいところでしょう。
負けをいかに小さく抑えるかが、
トータルで勝つ秘訣です。
ロスカット判断もすべて自分で判断すること
になるので、損を出したくないという感情に
引っ張られ、ロスカットできず、
最終的に資金をほとんど溶かしてしまう、
というケースは枚挙に暇がありません。
テイクプロフィットは「利食い・利益確定」
のことです。
勝ちトレードの利益をどこで確定するか、
この判断も自分で行います。
「欲張らず」「早まらず」を意識するように
しましょう。
7) FX
「FX」とは、異なる2通貨の売買です。
正確には「margin Foreign eXchange trading」の
略であり 外国為替証拠金取引を意味します。
FX会社や証券会社に証拠金を預けて、
それ以上の大きな金額の外国為替を
取引する金融商品です。
8)通貨ペア
「通貨ペア」とは、交換する2国の通貨
をいいます。
例えばアメリカのドルと日本の円を交換
する際の通貨ペアは「ドル円」、
ユーロとアメリカのドルなら「ユーロドル」
といった表現を使用します。
先ほども記載しましたが、FXとは
異なる2通貨の売買です。
それ以上の大きな金額の外国為替を取引する金融商品です。
9)Lot(ロット)
「Lot(ロット)」とは、FXを行うときの取引単位
のことです。
FXでは、ある程度まとまった数量を1単位として
取引していく仕組みになっています。
スーパーで売られている卵をご想像ください。
卵は、基本的に「1個」単位では
売られていません。
複数、例えば「10個1パック」で
売られていたりいます。
FXの「ロット」は、このパックにあたります。
10)Pips(ピップス)
FXでは、「Pips(ピップス)」という単位を
使用します。
一言でいうと、
「為替レートが動くときの最小単位」
を意味します。
Pips はもともと Pip の複数形で、直訳すると
「サイコロの目や点」という意味です。
ですので、本来ならば複数の数字を指す時に
Pips となるところですが、
日本では、Pips と Pip の使い分けを省いて、
単数でも1ピップスと呼ぶことがあります。
ピップスの例として、米ドル/円の
為替レートで説明すると、
99.99 ⇒ 100.00 ⇒ 100.01、といったように、
0.01ずつ動いていきます。
この刻みを「1ピップス」と言います。
11)スプレッド
FX取引をする際、よく聞く言葉に
「スプレッド」というものがあります。
スプレッドとは、FXにおける取引
コストの1つで、為替レートの「売値(Bid)」
と「買値(Ask)」の差のことをいいます。
これは、お客が短期売買をする時に
有利にならないように付けられたハンデ
のことであり、簡単に言えば「
FX業者の手数料(儲け)」です。
どんなFX業者でも、通常はこのスプレッドが
設定されています。
この手数料にあたるスプレッドは、
FX業者によってバラバラです。
12)レバレッジ
「レバレッジ」とは「テコの原理」のことです。
FXでは手元の資金(取引保証金)を担保に、
手元の資金以上の取引を可能にすることを
指します。
つまり
テコの原理のように少ない資金で
大きな取引が可能
となります。
FXは、「レバレッジ」をきかせることにより、
少ない資金でも大きな取引ができるのが
最大の特徴です。
担保となる手元の資金(取引保証金)に
「レバレッジ」をかけて、何倍もの金額の
外貨を取引できることです。
普通なら、10万円の資金(取引保証金
であれば10万円分の取引しかできない
はずですが、25倍の「レバレッジ」
を使うと、取引できる金額が10万円の25倍、
つまり250万円となります。
「レバレッジ」をかけることで、
手元の資金(取引保証金)の
何倍もの金額を取引できるのです。
レバレッジについて詳しく解説しましたので
そちらも参考にしてください。