週間相場解説

【FX相場解説】米GDPは強くドル高進行、豪CPIは上昇も週末は戻り基調

どうも、ロボラボ石川です。

今週は、米GDPが強い結果となりドル高が進行。米ドル安とのバランスが意識される展開となりました。

AUDCAD(豪ドル/加ドル) は、豪CPIが予想を上回る結果で豪ドルが強く上昇したものの、週末には戻りをつけ、ドル高の余韻を残す形で一週間を終えました。

来週は、豪政策金利と米雇用統計(NFP) が控えており、さらに月末月初が重なるため、値動きが荒くなる可能性があり注意が必要です。

AUDCADの動き:豪CPI上昇からの反落

今週は豪CPIの強さを受けて豪ドルが買われ、週前半はAUDCADが上昇しましたが、週後半は米ドル高の巻き返しで戻りをつける展開となりました。

合成通貨ペアであるAUDCADは、豪ドルと加ドルの材料だけでなく米ドル動向の影響も受けるため、来週も政策金利やNFP次第で上下に振れやすいでしょう。

来週の注目ポイント:豪政策金利と米雇用統計

来週はイベントが目白押しです。

  • 9月30日(火)豪政策金利発表
  • 10月2日(水)米ADP雇用統計(NFPの前哨戦)
  • 10月3日(金)米雇用統計(NFP)

特に注目は豪政策金利と米雇用統計(NFP)

  • 豪政策金利が予想以上にタカ派的であれば豪ドルが再び上昇する可能性があります。
  • 一方、NFPが強ければドル高が再燃し、豪ドルの戻りは限定的となるでしょう。

月末月初が重なるため、ポジション調整のフローによる乱高下にも注意が必要です。

相場環境チェック(動画あり)

  • ドル円(USD/JPY) は150円が抵抗帯、147円が支持帯。急上昇の反動による戻り下落にも注意。
  • ユーロドル(EUR/USD) は1.190が抵抗帯、1.175が中間点、1.160が支持帯。方向感に欠けるレンジ継続。
  • ゴールド(XAU/USD) は3825ドルで最高値を更新。3750/3800/3850ドル付近が注目レベル。強い上昇が続いたため、一時的なガス抜きで下押しが入れば3700ドル付近が買い場と見られる可能性あり。
  • AUDCAD(豪ドル/加ドル) は豪CPIで上昇したものの戻りをつけ、来週の豪政策金利と米雇用統計の結果次第で上下に振れやすい。

来週は「豪政策金利と米雇用統計に注目」

  • 米GDPの強さでドル高が進行、バランスを意識した動きへ
  • AUDCADは豪CPIで上昇後に戻り、来週は豪政策金利とNFPが焦点
  • ゴールドは急伸後のガス抜きに注意、下押しが買い場になる可能性

👉 来週は豪政策金利と米雇用統計が相場の最大テーマ。月末月初のフローも絡むため、一方向に傾いた動きが急反転するリスク に注意しつつ臨みましょう。
慌てず冷静に、指標発表前後の値動きには特に気をつけてください!

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