ロボット投資 週間相場解説

【FX相場解説】来週は“政策金利ウィーク” 豪・加・米が連日で発表へ【12月7日】

今週は、米政策金利の利下げが確定的となり、市場は来週のFOMCを先回りして米ドル安が進行しました。

AUDCAD(豪ドル/加ドル)は、金曜の加・雇用統計が非常に強い結果となったことで加ドル高が急速に進行し、AUDCADは大きく下落。

来週は、豪・加・米の“政策金利ウィーク”となり、
3日連続でビッグイベントが連発するため、乱高下が濃厚な相場となりそうです。


相場環境チェック(動画あり)

■ ドル円(USD/JPY)

日銀の利上げ観測が強まり、ドル円は上値が抑えられる流れへ。
抵抗帯 158.0円/中間点 155.4円/支持帯 152.8円

円買い圧力が優勢になりつつあり、
FOMC次第では150円台前半へ突っ込む展開も視野。


■ ユーロドル(EUR/USD)

米ドル安の流れにより、ユーロは上昇基調へ。
抵抗帯 1.178/中間点 1.162/支持帯 1.147

来週のFOMCで利下げ基調が鮮明になれば、
1.17台の上抜けトライが濃厚。


■ ゴールド(XAU/USD)

政策金利前で方向感なく、非常に狭いレンジ推移。
注目の節目:4200/4250/4300ドル

年内の上値メドは 4400ドル付近
利下げ示唆が強まるなら上抜け余地あり。


■ AUDCAD(豪ドル/加ドル)

豪ドルは底堅い一方で、加雇用統計の強さで加ドル高が急進。
結果、AUDCADは 急落トレンドへ加速。

現在の注目水準:

  • 抵抗帯 0.671
  • 中間点 0.656
  • 支持帯 0.641

加ドルの強さが際立っており、
来週の豪・加政策金利でさらに荒れる可能性大。

大きな材料待ちで、方向感出にくい相場に突入。


来週の注目イベント(3日連続の“政策金利ラッシュ”)

12月9日(火)12:30 豪・政策金利

据え置き予想が大勢だが、
声明のトーン次第で豪ドルは大きく揺れる可能性。


12月10日(水) 加・政策金利

金曜の強い雇用統計を踏まえ、
タカ派姿勢が維持されると加ドル高が再燃する可能性。


12月11日(木) 米・政策金利(FOMC)

  • 利下げはほぼ確定
  • 重要なのは「パウエル議長の記者会見(発表30分後)」

ここで利下げペースを牽制する発言が出れば
株急落 & 米ドル急反発
逆に柔らかいトーンなら
株高 & 米ドル安継続

特に 木曜早朝(4:30) は要警戒。
年末相場の方向性すべてが決まる可能性あり。


まとめ:来週は“年末相場のターニングポイント”

  • 豪・加・米の政策金利が3日連続で発表

  • ボラティリティ急増はほぼ確定

  • 株価はすでに天井圏で、パウエル発言次第で大荒れの可能性

AUDCADは

  • 豪ドル高+加ドル高
    の綱引きで、大きく振れやすい相場へ。

👉 来週は、ポジション調整を優先し、乱高下に備えながら慎重に対応していきましょう。


-ロボット投資, 週間相場解説
-, ,

error: