週間相場解説

【FX相場解説】年末年始相場へ|銅最高値・豪ドル堅調、手仕舞い局面に突入【12月29日】

今週は、クリスマス休暇入りで調整相場かと思われましたが、銅が過去最高値を更新し、豪ドルのじり高が目立つ1週間となりました。

AUDCAD(豪ドル/加ドル)は、銅価格や株高・株安に断続的に連動しながらも、極端な一方向には進まず、程よい上下動が継続しています。

来週は年末年始に入り、市場参加者の減少から、手仕舞い主体の値動きが中心になると見ています。


相場環境チェック(動画あり)

年末年始特有の流動性低下で、
突発的な動きと急な失速が混在しやすい局面。


12月29日〜1月9日のマルチリーディング分析

今回のテーマは、
「今年も1年お疲れさまでした。年明けは1月第2週から本格始動」です。

年内の経済指標としては、

  • 12月31日 4:00 米FOMC議事要旨公表

政策金利が利下げに至った背景が改めて確認される内容となるため、
薄商いの中でも一時的に反応する可能性はあります。

本格的に動き出しそうなのは、年明け1月第2週

  • 1月7日(水)22:15 米ADP雇用統計
  • 同日 24:00 米ISM・JOLTS
  • 1月9日(金)22:30 米NFP雇用統計・加雇用統計

特に1月9日(金)の夜は、年明け最初の大きな値幅が出やすいタイミングです。


通貨強弱から見る全体像

クリスマス相場で方向感が出にくい中でも、
豪ドルのじり高が際立つ1週間でした。

これは、銅(カッパー)の最高値更新と強く連動しています。

一方、米ドルはクリスマス前に米ドル安へ傾いた後、横ばい推移。
12月最終週は、豪ドル高 → 反動調整が入りやすい点に注意が必要です。


ドル円(USDJPY)

ドル円は、火曜日に158円で明確に頭を抑えられ反落

本格的な為替介入は、
過去の水準を踏まえると160円台が視野に入ってからと見ています。

注目水準は、

  • 158円:抵抗帯
  • 155.4円:中間点
  • 152.8円:支持帯

年末年始は流動性が低下するため、
本格的な動きは1月6日(月)以降になりやすいでしょう。


ユーロドル(EURUSD)

ユーロドルは、
1.18付近の上値抵抗を再確認して反落

米利下げ路線が続く前提では、
中長期的にはユーロ高方向が意識されやすい状況です。

  • 1.180:抵抗帯
  • 1.163:中間点
  • 1.147:支持帯

年内はレンジ内での推移を想定しています。


ゴールド(XAUUSD)

ゴールドは再び市場最高値を更新し、4584ドルまで上昇。
4600ドルが視野に入ってきました。

年末はゴールドが買われやすく、
年明けに一度調整 → 再上昇、という流れも想定されます。

50ドル刻みで見ると、

  • 4400 → 4450 → 4500 → 4550 → 4600ドル

下方向では4200ドルが厚い支持帯として意識されます。


豪ドル米ドル(AUDUSD)

銅価格の上昇に連動し、豪ドルは上値を試す動き。

ただし短期的には上昇分の調整に注意したい局面です。

  • 0.673:抵抗帯
  • 0.660:中間点
  • 0.659:支持帯

調整が入る場合、スピードはやや速くなる可能性があります。


ドルカナダ(USDCAD)

ドルカナダは、
まだ大きな支持帯には到達していないものの、
徐々に下値余地が縮小しています。

  • 1.389:抵抗帯
  • 1.372:中間点
  • 1.350:支持帯

支持帯に近づくにつれ、反発を意識する局面です。


豪ドル/加ドル(AUDCAD)

AUDCADは、9月後半から続くレンジ内で推移。

豪ドル高の影響で一時上昇しましたが、
年末はその上昇分を解消する動きが入りやすいと見ています。

今年後半を振り返ると、
「程よく上下動しやすい通貨ペア」として安定感が際立った1年でした。


相関・リスクセンチメント

  • 銅・ゴールドがともに最高値更新
  • メタル資金流入が豪ドルを押し上げる構図
  • 米株(S&P500)は最高値圏、NASDAQはやや調整気味

Fear & Greed Indexは56(やや楽観)
極端なリスクオンではないものの、
下落時のスピードには引き続き注意が必要です。


まとめ|年明けは1月第2週から本格始動

  • 年末年始は手仕舞い主体で方向感は出にくい
  • 年明けは1月第2週(ADP・NFP)から再始動
  • 注目通貨は日本円・豪ドル
  • ゴールドは4400・4500・4600ドルを意識

2025年もお疲れさまでした。
そして2026年も、安定した運用を目指していきましょう。


-週間相場解説

error: