週間相場解説

【FX相場解説】ハイテク株暴落も段階的に調整 米政府再開ニュースに注目【2025年11月9日】

今週は、ハイテク株の暴落が注目を集めたものの、金曜NY時間には反発し、段階的な調整で着地しました。


AUDCAD(豪ドル/加ドル) は、豪政策金利が据え置きとなるも午後に豪ドル安が進行。株安との連動も見られ、程よい上下動に収まりました。


来週は、米政府機関が再開された場合、水曜に米NFP雇用統計が発表予定月曜夜のニュースが最大の注目ポイントです。


相場環境チェック(動画あり)

  • ドル円(USD/JPY)
     先週に続き高止まりで推移。
     154.8円が抵抗帯、151.9円が中間点、149円が支持帯。
     方向感に欠ける展開ながら、円買いが進めば一時的な押し目形成もあり得ます。

  • ユーロドル(EUR/USD)
     先週よりも水準を切り下げ、金曜終値は1.157付近の中間点
     1.167が抵抗帯、1.157が中間点、1.147が支持帯。
     米ドル高基調が続けば、さらに下方向を試す可能性も。

  • ゴールド(XAU/USD)
     4000ドル付近で下げ止まり。
     値幅は限定的で、依然として3900/4000/4100ドルの範囲で推移。
     材料待ちの様相が強く、CPI発表までは調整が続く見込み。

  • AUDCAD(豪ドル/加ドル)
     豪政策金利据え置き後、午後に豪ドル安へ。
     0.663が抵抗帯、0.652が中間点、0.641が支持帯。
     株価連動の影響も見られ、特に0.64割れのブレイクには要注意。
     週後半は横ばいを維持し、方向感に欠ける展開が続いています。


来週の注目イベント

  • 11月10日(月) 米政府機関再開の可否発表(注目ニュース)
  • 11月12日(水)22:30 米NFP雇用統計(※政府再開の場合)
  • 11月13日(木)9:30 豪雇用統計
  • 11月13日(木)22:30 米CPI

👉 米政府機関が再開された場合、水曜のNFP発表で一気に値幅が拡大する可能性。
 また、木曜には豪雇用統計と米CPIが重なるため、週央から後半にかけて大きなボラティリティが想定されます。


来週は「米政府再開ニュースとCPI・雇用統計に注目」

  • ハイテク株暴落も金曜には反発、段階的調整で下げ止まり
  • ゴールドは4000ドルを軸に横ばい継続
  • AUDCADは豪雇用統計・米CPIに連動する展開が濃厚

👉 来週は、月曜夜の米政府再開ニュースが全体相場のカギ。
 米NFP・CPI・豪雇用統計が重なる週央は乱高下リスクが高まるため、
 リスク管理を徹底しながら慎重に対応していきましょう。

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