週間相場解説

【MR分析】リスクオンオフの綱引きが生まれている?AUDCADは控えめな存在、だから良い!

どうも
石川です。

今日は金融不安からのリスクオンオフの
綱引きが生まれている
ことと、
AUDCADが控えめな存在になっていることについて詳しく紹介していきます。

今週は経済指標の後にチャートの変化が
大きく現れた1週間でした。

先週の相場解説について詳しく解説し、
今週以降の取引についてフォローしていきます。

先週の経済の振り返り

先週の経済を振り返ってみましょう。

経済指標の後にチャートの動きが活発化し、
ユーロが上昇するなどの変化がありました。

全体的に方向感が出ない状況になっていますが、
具体的にどのような変化があったのか
先週を振り返っていきましょう。

先週(3/20~3/24)の通貨強弱チャート

引用元:FX-labo

今週で動きがあったのはEUR
米FOMC政策金利の発表後です。

ユーロは3/21(火)に上昇しており、
金融不安の緊張感の低下による
巻き戻し
かと一見すると考えられます。

しかしEUリーダーズサミットの時間帯に失速

米ドルは政策金利で下げた後に、
元の水準に戻る形で週末を終えています。

AUD、CADに関しては穏やかな売り傾向。

JPYは買い傾向。

石川先生

全体的に方向感は明確に出ていない状態で、1週間を終えた形になりました!

【ドル円】に関してはリスクオフの円買いが継続し、
先々週末の130円直下で反発する動きが見られました。

金利も下値圏で停滞する形で週末を迎えています。

石川先生

ドル円に関しては、
上下どちらにも動く可能性がある位置!

どちらかといえば、
上に行く動きが出たときには
加速する
流れだと感じます!

【ユーロドル】に関しては、
主要なレジサポでしっかり反応しています。

石川先生

上下どちらにいっても
反発するポイントが
明確に見えています!

【ゴールド】は、2015ドル手前で折り返し、
何度か上下動を繰り返しています。

石川先生

週末の終値は、
乱高下しやすい位置にある
ので、
今後の動きを要チェック!

AUDUSD・USDCADの大局観

次にAUDUSD・USDCADのチャートの動きについてチェックしてみましょう。

AUDUSD

先週は銅が上に大きく上昇しているのがわかります。

石川先生

ただ、AUDUSDに関しては、
豪金利と豪株価の失速を背景に、
停滞している様子。

ゴールドに関しても失速気味で、
AUD上昇率が停滞する要因となっています。

また、「景気の先行指標」と呼ばれている
銅の取組高では21日時点で減少傾向に。

引用元:YCharts
石川先生

ただ、この情報は22日の水曜以降の状況は反映されていません!
火曜の追加情報では増加しているかも。

USDCAD

WTI原油の巻き戻しによってCADも同調。

USDCADは停滞気味になっています。

加総合は金利と株価の停滞を背景に、
牛歩状態
です。

石川先生

3/31(金)には
加・国内総生産の経済指標が
待っています!

チャートの動きに変化が出やすいので、要チェックです!

WTI原油に関しては
一段下で新たなレンジ帯が形成される可能性があります。

石川先生

73ドルまで上昇したとき、
どのように動くのか注目です!

AUDUSD・USDCADのまとめ

来週は大型指標がないため、
チャートの動きに影響を与える情報は少ないかもしれません。

石川先生

3/31(金)は年度末の最終日!

折り返しの動きが顕著に現れ、全ての通貨ペアで上下動しやすいので注意!

今週の経済指標

今週の経済指標として注目したいのは、
下記のような情報です。

今週のトピックス

3月28日(火)

  • 09:30 AUD 小売売上高 (前月比) (2月)
  • 23:00 USD 消費者信頼感指数 (3月)

3月30日(木)

  • 21:30 USD 国内総生産 (前期比) (Q4)

3月31日(金)

  • 21:30 USD コアPCE物価指数 (前月比) (2月)
  • 21:30 CAD 国内総生産 (前月比) (1月)

このなかで注目したいのが、
3/28(木)のAUD 小売売上高
3/31(金)のUSD コアPCE物価指数・CAD 国内総生産です。

今週に関しては、そこまで大きな経済指標は
ないのかな?といった印象です。

今週はどの通貨ペアも上下動しやすい

今週も金融不安の影響からリスクオフや、
巻き戻しの動きが多かったように思えます。

全体的に方向感が出ない結果となっているので、
上下動のどちらにも傾く可能性のある
通貨ペアが多い
です。

特に3/31(金)は年度末の最終日なので、
上下動しやすい環境にあります。

今週も石川ロボの利確回数を増やしていき、
相場をフォローしていきたいと思います。

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