週間相場解説

【MR分析】メタル超失速!来週は埋め合わせる動きが顕著になる?

どうも
石川です。

今日は、今週の相場や来週の経済指標など
投資を行う上で重要な情報を紹介します。

今週はメタルが失速した1週間となりましたね。
その影響からAUDUSDが今年の安値圏に入り、
来週は現物との乖離を埋め合わせられるか
焦点になってくると予想されます。

今回はその話を中心に
詳しく解説していきましょう。

今週の経済の振り返り

今週の経済を振り返ると、
大きく値動きが発生したのは主に4つ。

今週のトピックス(2月20日~2月24日)

2月21日(火)

  • 22:30 CAD コアCPI (前月比) (1月) AUDCAD 36pips

2月22日(水)

  • 00:00 USD 中古住宅販売戸数 (1月) AUDCAD 36pips
  • 09:30 AUD 労働賃金指数、建築完了件数 AUDCAD 38pips

2月24日(金)

  • 22:30 USD コアPCE物価指数 (前月比) (1月) AUDCAD 29pips

「石川ロボ」の今週のトレード結果としては
月曜はセルで利確。

火曜はセルもバイも入り、何度か利確。

水曜はバイで利確。

木曜はバイで利確。

金曜はバイで利確。
現在もバイでポジションが入っていて、
週末を迎えたといった状況です。

石川先生

何度かトレードを繰り返し、
安定して利益を獲得。
金曜からのバイのポジションによって、
さらなる利益が出る可能性が大。

2月27日~のトレードが楽しみ!

今週(2月20日~2月24日)の通貨強弱チャート

今週は2月23日(木)までは、
レンジ傾向といったところでした。

値動きに変化があったのは、
2月24日(金)の夜(NYオープン)から。

全体的な変化でいうと、
USDは買い傾向、AUDは売り傾向に。

EUR、CAD、JPYに関しては横ばいといった
印象ですね。

USDが買い傾向にシフトした背景には、
G20会合があります。

石川先生

G20会合が通貨チャートに
影響を与えたことは間違いないですが、
内容を精査する必要はないでしょう!
来週には、来週の風が吹く!

メタル+αの全体像

失速したメタル+αのチャートについても見ていきましょう。

このチャートで見ていきたいのが、
青色の銅、橙色の金、緑色の豪ドル、赤色の米ドルです。

特に銅と金については、今週のチャートの動きを見てもわかる通り、
急落しているのがわかります。

豪ドルに関しても、急落傾向にあり、
米ドルに関しては2月から高騰し、今でも価値が高まっています。

AUDUSD・USDCADの大局観

AUDUSD

銅が急落してことから、
豪ドルも連動して下降の様子を見せています。

石川先生

来週は豪ドルが今年の安値に到達するのかがポイント!

他にも、紫ラインの「豪総合(鉱物・株価・金利)」も
今週は下降傾向にあります。

ただ、豪ドルに対しては上鞘になっています。

石川先生

豪ドルに対して、豪総合が上鞘になっている理由は、
豪10年金利が下がっていないからでしょう!

来週に関しては、2月28日・3月1日に
主要経済指標があるため、値動きに注目しましょう。

その他については、動機が薄いことから
レンジ継続の流れになるのではないでしょうか。

ゴールドとEURUSDも今年の安値圏で推移していて、
若干買いに傾きやすい位置にあります。

銅に関しては「景気の先行指標」と呼ばれる
銅の取組高が未更新。(1月31日までの情報のみ)

本来なら2月21日までには、データ更新される予定でしたが、
サイバー攻撃の影響でデータ更新に遅れが発生しています。

その影響からか、銅の値動きは大きく下降している状況です。

USDCAD

USDCADに関しては、USD買い方向により、
上昇傾向にあります。

WTI原油に関しては、堅調にレンジ圏内で推移。

CADと乖離があり、USDCADの見え方では
下降する位置にあるのではないかと考えます。

石川先生

現段階ではUSDが強いので、
米の動向次第でチャートに変化が出そう!

AUDUSD・USDCADのまとめ

AUDUSDは、今週の2月28日(火)
3月1日(水)の経済指標のタイミングで、
動きが出やすいでしょう。

石川先生

2月24日(金)時点の豪ドルの下値圏での攻防も、
注目したいポイント!

3月の第2週(豪政策金利、日政策金利、米雇用統計)までは、
動機薄の商いが続く可能性が高いです。

USDCADは、買い傾向がありますが、
米の動向によってはチャートに大きな変化が生まれそうです。

メジャー通貨ペアの値位置

主要ドルストレートと、現物銘柄が乖離しており、
値位置が近づく「埋め合わせ」の動きが
顕著になる可能性があります。

他にも、銅と豪ドルの乖離。

ブレンド原油と英ポンドの乖離。

WTI原油と加ドルの乖離といったところが、
埋め合わせによるチャートの変化が生まれる可能性があります。

来週の経済指標

来週の経済指標として注目したいのは、
下記のような情報です。

来週のトピックス

2月28日(火)

  • 09:30 AUD 小売売上高 (前月比) (1月)
  • 22:30 CAD GDP 国内総生産 (前月比) (12月)

3月1日(水)

  • 00:00 USD 消費者信頼感指数 (2月)
  • 09:30 AUD GDP 国内総生産 (前期比) (Q4)

3月2日(木)

  • 00:00 USD ISM製造業購買担当者景気指数 (2月)

3月4日(土)

  • 00:00 USD ISM非製造業指数 (2月)

また、本来なら第1金曜日に
米非農業部門雇用者数NFPの情報が出回りますが、
3月は3月10日(金)に発表されます。

来週も石川ロボの利確が増える

主要通貨と、現物銘柄が乖離しているため、
来週は埋め合わせる動きが発生する
可能性が高いでしょう。

AUDCADについても今年の安値圏までの到達があって、
上下動が来週もしやすい可能性が高いです。

石川ロボの利確の回数も増えると
予想しているので収益が積みあがるように、
相場をフォローしていければと思います。

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