週間相場解説

【FX相場解説】米ドルは今後どう動く?米CPI~豪雇用統計に注目!

どうも
ロボラボ石川です。

先週は米ドルの買い一辺倒が目立った1週間でした。

対照的な動きを続けるAUDは、反対に下降する流れが生まれています。

今後の動向次第で、値幅がさらに大きく出る可能性があるでしょう。

今日は先週の相場の動きを振り返りながら、
今週の注目ポイントについて
詳しい情報を解説していきましょう。

先週の経済の振り返り

先週の経済を振り返ってみましょう。

先週はUSDの上昇とは対照的に、
AUDの下降が目立ちました。

詳しい内容を解説していきます。

先週の通貨強弱チャート

引用元:FX-labo

先週はUSDの買い一辺倒の流れが顕著でした。

対照的な動きを続けているAUDは、
反対に下降の流れが強く出ています。

CADに関しては、1週間を通してほぼ横ばい。

EURは買い傾向、JPYは横ばいで週末を迎えました。

石川先生

11/14(火)は米CPI、11/16(木)は豪雇用者数の発表があるので、
発表前後は値幅が大きくなる可能性が高いです!

【ドル円】は152円手前で週末を迎えました。

米10年金利に関しては失速していますが、
サポート水準で上下動を繰り返しています。

石川先生

為替介入のタイミングがいつ来るのか、要警戒です!

今週辺りにドル円が下降する流れが生まれると想定されるので、
取引タイミングは慎重に!

【ユーロドル】はMA20より上側で推移しています。

先週はほとんど動きを見せなかったので、
今後どう動くのか要注目です。

【ゴールド】はMA20より下の位置で推移しています。

サポートされやすい位置にあるので、
今後の展開に注目していきましょう。

石川先生

中東リスクを警戒中なので、
状況によって急上昇・急下降する可能性を秘めています!

AUDUSD・USDCADの大局観

次にAUDUSD・USDCADのチャートの動きについてチェックしてみましょう。

AUDUSD

5日間連続で下降しているAUDUSDは、
MA20付近で週末を迎えました。

先々週の上昇の流れから一転し、
USDとは対照的な動きで下降しています。

石川先生

上値が0.6500付近下値が0.6270付近と、
サポート圏が明確に出ています!

11/16(木)のAUD 雇用者数で上下どちらの動きが強く出るのか、
流れが決まりそうです!

景気の先行指標」と呼ばれる銅の取組高(未決済の建玉)は 停滞。

引用元:YCharts

USDCAD

USDCADは予想通り、反発の動きが生まれ、
上昇しています。

ただし、高値圏で止まっており、
今後の動機を求めている状態です。

石川先生

週末に下がる兆しを見せていたので、
下降する流れが生まれるかもしれません!

週明けの動向を細かくチェックしておき、
今後の動きを予測していきましょう!

AUDCADの方向感

AUDの下降の流れから下に向かう力が働きました。

MA20付近まで到達しているので、
今後どちらに傾くのか、動向を細かくチェックしておきましょう。

石川先生

11/14(火)米CPI、11/16(木)豪雇用者数の発表が待ち構えています!

経済指標の発表次第で、
上下どちらに傾くのか決まっていくでしょう!

メタル+α の大局観

先週のメタル+αのチャートの動きも見てみましょう。

ゴールドは踊り場を形成し、WTI原油は少し弱い動きとなっています。

銅とゴールドの相関が強くなっているので、
今後の動きを見極める際には参考にすると良いでしょう。

今週の経済指標

今週の経済指標として注目したいのは、
下記のような情報です。

今週(11/13~11/17)のトピックス

11/14(火)

  • 22:30 USD [CPI] 消費者物価指数 (10月)

11/15(水)

  • 08:50 JPY 国内総生産 (Q3)
  • 13:30 JPY 鉱工業生産 (前月比) (9月)
  • 16:00 GBP [CPI] 消費者物価指数 (前年比) (10月)
  • 22:30 USD [PPI] 生産者物価指数 (10月)
  • 22:30 USD 小売売上高 (10月)

11/16(木)

  • 09:30 AUD 雇用者数 (10月)
  • 22:30 USD フィラデルフィア連銀製造業景気指数 (11月)

11/17(金)

  • 19:00 EUR [CPI] 消費者物価指数 (10月)
  • 22:30 USD 建築許可件数 (10月)

今週の注目指標は11/14(火)のUSD CPIと、
11/16(木)のAUD 雇用者数です。

AUDとUSDは対照的な動きをしているので、
経済指標の発表後、値幅が大きく出る可能性があります。

11/15(水)と11/17(金)も経済指標の発表が複数控えているので、
多少の値動きが生まれるかもしれません。

今週は米CPI~豪雇用統計に注目!

先週はUSDの買い一辺倒が目立った1週間でした。

反発して下降する可能性もありますが、
まだ上昇する可能性も秘めています。

そのため、現在は手出し無用といった状態です。

どちらに動くか、予測が難しいときは様子見しておきましょう。

今週は米CPIと豪雇用統計が待ち構えています。

発表前後は値幅が大きくなる可能性があるので、どう動くのか注意していきましょう。

今週も石川ロボの利確回数を増やしていき、
相場をフォローしていきたいと思います。

動画はこちら

-週間相場解説