週間相場解説

【FX相場解説】米政策金利と豪雇用統計に大注目!利下げ折り込み済みの相場は戻りリスクに警戒

どうも、ロボラボ石川です。

今週は全体的に様子見ムードが漂う展開でしたが、金曜日の雇用統計や経済指標を消化しても大きな方向感は出ず。目立ったのはオーストラリアドルやニュージーランドドルといったオセアニア通貨の強さでしたね。その他の主要通貨は横ばい傾向で、ドル円も先週とほぼ同水準にとどまりました。

注目すべきは、利下げ観測がすでにかなり織り込まれているアメリカの政策金利。市場はドル安一辺倒というより、戻し局面でのドル買い にも警戒しておきたい状況になっています。

AUDCADの動き:オセアニア強、カナダ横ばい

オーストラリアドルは引き続き堅調。1週間を通して上昇が目立ち、週明けには一度の戻り(調整)が出やすい形 となっています。

カナダドルは横ばいで推移。ドルカナダは1.37がサポート、1.385が中間点、1.40がレジスタンス として意識される展開が続いています。

AUDCAD(日足)を見ても、サポートが0.6913、レジスタンスが0.930付近 と明確。短期的にはレンジを意識しつつ、豪州雇用統計に連動した動きが出そうです。

来週の注目ポイント:ビッグイベントが集中

来週はビッグイベントが目白押しです。

  • 9月16日(火)21:30 米小売売上高
  • 9月17日(水)22:45 カナダ政策金利
  • 9月18日(木)3:00 米FOMC政策金利
  • 9月18日(木)10:30 豪雇用統計
  • 9月18日(木)20:00 英政策金利
  • 9月19日(金)8:30 日本CPI
  • 9月19日(金)12:00 日銀政策金利、15:30 黒田総裁会見

とくに注目は 木曜日の米政策金利と豪雇用統計。利下げはほぼ織り込み済みですが、声明や記者会見でのニュアンスによっては ドルの戻り買い が出る可能性もあります。

また、豪雇用統計は強弱に敏感に反応しやすく、AUDCADやAUDUSDで上下に振れやすいでしょう。

相場環境チェック(動画あり)

  • ドル円 は146円がサポート、148円が中間点、150円がレジスタンス。水準感は先週と変わらず。
  • ユーロドル は1.18が抵抗帯、1.16がサポートでレンジ継続。FOMCまでは様子見姿勢。
  • ゴールド は3715ドルで高値更新。3700/3650/3600ドルの節目で押し目買い狙い。
  • AUDCAD は0.6913サポート、0.930レジスタンス。雇用統計の結果次第で上下に振れやすい。

来週は「米政策金利と豪雇用統計に要注目」

  • 利下げはほぼ織り込み済み、ドル安一辺倒ではなく戻りリスクに注意
  • AUDCADは豪雇用統計での上下ブレに警戒、週明けは調整の可能性
  • ゴールドは3700ドル付近が焦点、押し目買いが意識されやすい

👉 木曜日の 米政策金利と豪雇用統計 は、来週の相場を左右する最大イベント。利下げ織り込み済みの中で「材料出尽くしのドル戻り」が起きるかどうか、しっかり警戒していきましょう。

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