週間相場解説

【FX相場解説】米政策金利は0.25%利下げ、日銀はサプライズETF売却で波乱の一週間

どうも、ロボラボ石川です。

今週は、米政策金利が予想通り0.25%の利下げ、一方で 日銀は金利据え置きもETF売却というサプライズ を発表。これにより、為替市場全体の値幅が一気に広がった一週間となりました。

AUDCADは、豪雇用統計が弱い数値 となり豪ドルは下落傾向。その一方で週後半は カナダドルが上昇 して存在感を示しました。来週は豪CPI(月次)を控えていますが、比較的落ち着いた「中弛みの週」となる可能性があります。

AUDCADの動き:豪雇用弱・加ドル強が対照的

今週のAUDCADは前半と後半で明暗が分かれました。

  • 豪雇用統計の弱さ により、豪ドルは売られやすい展開。
  • 後半は カナダドルの上昇 が際立ち、AUDCADは下落基調へ。

週単位では下押し圧力が強まった形で終わりましたが、来週は豪CPIが控えているため、再び豪ドルの動きがクローズアップされそうです。

来週の注目ポイント:米GDPと豪CPI

来週のスケジュールを整理すると、注目は以下のとおりです。

  • 9月24日(水)10:30 豪CPI(消費者物価指数)
  • 9月25日(木)21:30 米GDP
  • 9月26日(金)21:30 米PCEデフレーター、カナダGDP

とくに 豪CPIと米GDP が焦点。豪CPIが強ければ豪ドルは切り返しの展開に、弱ければ再び豪ドル売りが進む可能性があります。

また、米GDPが市場予想を下回れば ドル安シナリオが再浮上。一方で強い結果が出れば、FOMC後の利下げ観測を一時的に打ち消し、ドル買い戻しの流れ が出ることも考えられます。

相場環境チェック(動画あり)

  • ドル円 は149.2円が抵抗帯、145.5円が支持帯。日銀政策後も方向感に欠ける展開。
  • ユーロドル は1.190が抵抗帯、1.175が中間点、1.160が支持帯。
  • ゴールド は3750ドルが抵抗帯。3650/3700/3750ドルの節目を意識。
  • AUDCAD豪CPIの結果次第で上下に振れやすい。

来週は「豪CPIと米GDPに注目」

  • 米政策金利は利下げ、日銀はETF売却で波乱。値幅拡大が続いた一週間
  • AUDCADは豪雇用弱+加ドル強で下落基調、来週は豪CPIが焦点
  • 米GDPとPCEでドル安が再加速するか、それとも戻り局面となるか

👉 イベントが集中する後半戦は、豪CPIと米GDPが主役。どちらも相場を大きく動かす可能性があるため、結果次第で上下に大きく振れる展開を想定して備えていきましょう。
「中弛み週」と油断せず、値幅拡大後の急変動には気をつけていきましょう!

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